なじみ希望の会 (キタノ自動車)

Najimi Kibō no Kai

みんなでつくろう
南志見の未来

なじみ希望の会(キタノ自動車)は、能登半島地震の被災地・南志見地区を拠点に、地元の方々と全国からの支援の力をあわせて地域再生・復興の取り組みを進める任意団体です。
地域の暮らしを取り戻すには、インフラだけでなく“心の復興”が欠かせません。
私たちは、イベントや交流、体験・販売など、地域に人が集まる機会をつくり一歩ずつ「住みたい・帰りたいと思えるまち」を目指しています。

なじみ希望の会のはじまり

2024年の能登半島地震で、南志見地区は甚大な被害を受け、住民の多くが金沢市へ集団避難しました。
さらに、その後の大雨による二次災害も重なり、まちは静かな状態が続いていました。そんな中、「誰かがやらなければ、まちはこのまま消えてしまう」── そう強く感じたのが、南志見で生まれ育ち、現在も地元で暮らすキタノ自動車 脇本代表でした。
地元に戻った数名の住民と解体業者の方々の協力を得て立ち上げたのが「なじみ希望の会」です。そこから、地域の再生に向けた小さな一歩が少しずつ踏み出されていきました。

なじみ希望の会が取り組む問題

現在の南志見地区は、住宅再建・生活基盤の復旧が進まない中、「住民の減少」「地域経済の停滞」といった複数の課題を抱えています。
特に問題なのは、「住民が戻りたくても、戻る理由や居場所がない」という現実です。
私たちは、地域内で生まれる仕事・交流・楽しみの場をつくることで “ここで暮らす価値”をもう一度取り戻したいと考えています。
観光・体験・食・交流など、地元発信の取り組みを通して 「訪れることが応援になる」しくみを地域の中に育てています。

なじみ希望の会の活動の様子

代表あいさつ

私は南志見で生まれ育ち、今もこのまちで暮らしています。
2024年の能登半島地震では、南志見も壊滅的な被害を受けました。多くの人が避難し、まちは静かな状態が続いていました。
そんな中でも、「いつかもう一度、ここに人が戻ってきてほしい」―― その想いだけは、ずっと変わらず胸の中にありました。
地元に戻った人たち、解体業者として地域に関わってくれている方たちと力を合わせて、少しずつまちに明かりを灯すような活動を始めています。

ひとりではできないことでも、みんなでならきっとできる。地域に関わる誰もが「なじみ」になれる、そんなまちを目指して。
どうかこれからも南志見の再生を見守り、応援していただけたら嬉しいです。

なじみ希望の会(キタノ自動車) 代表 脇本哲也

地元への「ただいま」を、もっと気軽に

帰省のハードルを下げ、もっと地元とつながるために。
仮住まい中の地元出身者が安心して帰れる「無料宿泊施設」の提供が少しずつ広がっています。

仮説住宅
仮説住宅

なじみ希望の会(キタノ自動車)の概要

団体名

なじみ希望の会 (キタノ自動車)

代表

脇本哲也

設立

2025年6月

所在地

〒928-0251
石川県輪島市小田屋町 1部73番地

電話番号

主な活動

・被災地域の復興支援および生活環境の整備
・地域交流の場づくり(ケロヨンくらぶ/南志見パーク 等)
・無料レジャー・観光体験の提供(バルーン遊具/ひまわり畑 など)
・地元資源を活かした地域経済の活性化(飲食店/おみやげ販売)
・地域内外の支援連携・情報発信(WEB・イベント等)
・「訪れることが応援になる」仕組みづくりと観光誘致活動
・仮設住宅で暮らす地元住民の帰省に対応した無料宿泊施設の整備・提供

・自動車整備

海山船のイラスト

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